緒形健一、再びリングへ! その胸中を激白
6月大会で右目を負傷、9月大会を欠場した緒形健一が5カ月ぶりのリング登場を果たす。一時は限界すらも感じたという地獄の中から、緒形は何を掴み、何を求めて闘いに挑むのか。
――今回は5カ月ぶりの試合。意気込みのほどはいかがですか。
緒形 20周年イヤーの最後ですからね。休んでる場合じゃないって感じです。
――9月の大会は6月のイム・チビン戦での目の負傷で出場しなかったわけですが、休んでいる間の状況はいかがでしたか?
緒形 今はよくなりましたけど、最初はピントが全然合わないんですよ。頭も、もの凄く痛くて。それに、何より負けたということがしんどかった。精神面でも、今までの中で一番きつかったですね。メインでああいう負け方をして「もう無理かな」と。鬱病患者みたいでした。そういう時って、プライベートでも悪いことが重なるんですよね。
――そういう中で今回の出場を決めたのというのは…?
緒形 みんなが頑張ってるのに、オレだけグダグダやってる場合じゃないな、と。とにかく試合をして、前に進まないと。不思議なもので、「なんとかしよう」と思うようになって、状況も好転し始めたんですよ。練習だけじゃなくて、普段の生活も。それに、ここで試合することにしてよかったですよ。いざ練習してみたら最初は全然動けなくてですね。「これ以上休んでたらどうなってたんだ」って(笑)。
――今回の相手であるホセイン選手です。SB内対決というのは久々ですよね。
緒形 これまで、ほとんどなかったですからね。ホセインは前から「最後は緒形とやりたい」と言っていたみたいですね。
――ホセイン選手にはどんな印象がありますか?
緒形 やっぱりタフですよね。最後の試合なんで必死でくるでしょうし。でも、自分も勝たなきゃ前に進めないですから。キッチリ倒します。今年最後の試合を盛り上げたいっていう責任感もありますしね。アンディ、宍戸、土井とこれだけのメンバーが揃った中で、自分が一番いい試合をしたい。
――『森谷日記』によれば、近々改名を予定しているとか?
緒形 シーザー会長に「画数が悪いから“緒方”に変えた方がいい」って言われたんですよ。本名の“尾形”から“緒形”に変えるように言ったのも会長だったんですけど(笑)。ただ、自分はずっと“緒形”でやってきて、このリングネームに愛着とかプライドみたいなものがあるんで「ちょっとそれは勘弁してください」と。今の名前で最後までやりたいし、花を咲かせたいんですよね。

