「今が第二のピーク」復活を果たし絶好調の土井広之に聞く
9.25後楽園大会で大野崇を破り見事、大スランプからの復活を果たした土井広之。勢いに乗る11.25後楽園大会では、ムエタイ戦士カノクチャイと対戦する。崖っぷちから生還した今、土井は「第二のピークを迎えつつある」という。
――前回は試合前はベルトを返上して、まさに背水の陣からの復活。かなり手応えがあったんじゃないですか?
土井 手応えは掴めましたね。ただ、大事なのは今回ですよ。復活したことで、周りの見る目も違ってきますからね。ここでポカするわけにはいかないんで。
――以前と比べて、気持ちの面での変化はいかがですか。
土井 今は練習してても楽しいですね。前は「なんで30すぎて、こんなキツイことやんなくちゃいけないんだ」って思ってたんですけど。今は「納得のいく試合をするためには、キツイ練習をしなきゃならないんだ」っていう気持ちでいるんで。前回もそうですけど、今回も「これが最後なんだ!」って気持ちでやってます。
――今回も“会長練習”は相当にハードらしいですね。
土井 今回は1日2回、昼・夜ですよ(笑)。でも、キツくてもこなせるんですよね、最近。やっぱり気持ちが吹っ切れたのが大きいですね。男はね、30すぎてから強くなるんですよ。若い頃とはまた違う、第二のピークがきた感じですね。
――今回の相手は元ランカーのタイ人。ムエタイ戦士との対戦は6月のゲンナロン戦(MAキック後楽園大会)以来ですね。
土井 その時も土つけられてるし、今年最後の試合で大掃除しとこうかなと。ここで勝って、来年に向けて弾みをつけたいですね。ボクは昔から、タイ人にヒジで勝つっていうロマンがあるんですよ。
――あえて相手の土俵で勝つ、と。
土井 キックボクサーにローで勝つとかね。ただ、前回はヒジにこだわりすぎたのが敗因だったんで、今回は封印しようかなと。まずは勝つことが大事ですからね、今回は。……とか言いつつ、その場になったらヒジでいっちゃいそうな気もするんですけど(笑)。間、こだわらないようにしながらも、ヒジを使った面白い攻撃も用意してるんで。楽しみにしててください。

