宍戸大樹インタビュー/新エースに課せられたさらなるハードルとは!?
今年は後楽園大会すべてに出場し全勝と目覚しい活躍を残した“新エース”宍戸大樹。今年最後の試合となる11.25後楽園大会では、初来日となるモンゴル人戦士、バダムガラフ・バルジンニカムとの対戦となった。大躍進を果たした一年の締め括りに、宍戸が狙うモノは何か!?
――いよいよ、今年最後の試合を迎えることになりました。大躍進を果たした一年の集大成ですね。
宍戸 運にも恵まれて、なんとか結果は残せたんですけど、それ以上でもそれ以下でもないかなという感じですね。ギリギリ、最低限の仕事はできたかなという。
――前回は初メインで見事に勝利を飾ったわけですが、満足はしていないと。
宍戸 判定でしたからね。お客さんの立場になった時に「これじゃあスッキリしないだろうな」と思いました。やっぱりメインは特別なんですよね。土井さん、緒形さんが何年もこれ(メイン)をやってきたというのは、あらためて凄いなと。相手のデータがなくて、「とんでもなく強いかもしれない」っていうプレッシャーも含めて、そんな中でメインの役割を果たしてきたんだなと思うと頭が下がります。
――今回の試合は、セミながらまさにそのデータのない相手になりましたね。
宍戸 海外でやった試合以外では、今までそういう経験はあまりないんですよね。でも緒形さんや土井さんはたくさんしてるんですよ。それこそトニー・バレントだったり、他にも「来てみたら凄く強かった」という選手とやって勝ってきてますからね。自分も今後はそういう機会が増えると思いますし、その意味でも今回は勝たないといけない。バルジンニカムに関しては空手のチャンピオンで、モンゴル相撲のチャンピオンだったみたいですね。体力はもちろんあるでしょうし、キックボクシングとは違う攻撃パターンでくると思います。そこは気をつけていかないといけないですね。
――今回、宍戸選手の中で何かテーマはありますか?
宍戸 まず、次につなげる試合をするということですね。それと、今回はオールスター戦じゃないですか。その中で一番いい試合がしたいです。試合順に関係なく、いい試合を見せて上に行くアピールをしたいですね。
――前回の試合後、「アンディともう一度やるまでは絶対に負けない」と言ってましたけど、今回はそのアンディがメインですしね。
宍戸 『S-cup』までつまづいていられないですからね。つまづいていてはアンディに挑戦なんてできないですから。アンディを振り向かせることができるまで、突っ走るしかないです。大きいことは言えないですけど、一つひとつの試合をクリアしていけば、たどり着けるものがあると思います。
――シーザー会長からは、何か言われてますか?
宍戸 今回は勝ち方が問われる試合だぞ、と。勝って当たり前というのではないんですけど、勝ち方は重要ですね。
――そういう意味では、また一段ハードルが高くなったというか。
宍戸 高いハードルを課さないと、怠けグセがあるんで(笑)。前回もそうだったんですけど、試ごとに責任感というか、プレッシャーは大きくなってきてますね。でも、それを呑みこんで、自分が大きくなっていければと。

