2.9後楽園大会 注目選手インタビュー4 菊地浩一
――いよいよ2006年の闘いがスタートするわけですが、その前に去年の闘いを振り返ってみていかがですか。タイトルマッチを経験したり、連敗を味わったりといろいろなことがありましたよね。
「去年は……宍戸選手と龍二選手に負けて、自分の甘さを知った感じでした。壁にぶち当たったというか。やっぱりまだまだだなと」
――そういう経験をして、何か変化はありましたか?
「練習の量も増えましたし、気持ち的な面でも変わりました」
――練習量はどれくらい増えたんですか?
「ジムワークだけで1時間は増やしました。ただ、今はそれでも足りひんなぁって思うんですよね。試合が近づくにつれて“いくらやっても足りひん”って。吉鷹さんにも“そんな練習で足りるか”って言われてたんですけど、その意味が今になって分かってきました」
――それは、いい意味で欲が出てきたということもあるんでしょうね。
「そうですね、はい」
――11月の金井戦はいかがでした? 復活をかけての大事な試合だったわけですが。
「あの試合はもう、後がないというか何が何でも勝たなきゃいけない試合でしたから。あの試合で勝って、人生が変わりました」
――それくらい、重要な試合だったと。
「負けたらもう、ホンマに終わりやなってくらいの気持ちでしたから」
――そういう試合で勝ったのは大きいですよね。そして今回の試合に臨むわけですが、心境はまた違いますか。
「今回も負けられないのは一緒なんですけど、もう一歩前に出たいし、もう1ランク自分を高めたいですね。現状維持では意味がないんで」
――そのために、どんな試合をしたいと思ってますか。
「ディフェンス面もそうなんですけど、とにかく確実に勝てる選手になりたいですね。ポカッと一発もらって負けたりとか、そういうことがないように」
――対戦相手の大野選手には、どんな印象がありますか?
「僕より体格が一回り大きくて、技術的にはなんでも使ってくる。手強いなぁと(笑)」
――そういう大野選手に対しては、どんな闘い方をしていこうと思ってますか?
「一発の力が強いんで、ガードをしっかりしていかないといけないですね。あと、自分から前に出てこうと。様子見してたら、向こうはベテランなんでうまいと思うんで」
――それと、この試合ではS-cup出場に向けてのサバイバルマッチという側面もありますよね。
「今年は勝ち進んで、S-cupにも出させてもらえるくらいまで頑張りたいなと思ってますね、はい。そのためにも、この試合で勝って、自分を1ランク上げたいです」


