2.9後楽園大会 注目選手インタビュー5 大野崇
――今回、3度目のシュートボクシング参戦を果たす大野選手ですが、意気込みのほどはいかがですか。
「もう3戦目なんで、そろそろ結果を出したいですね」
――いま振り返ってみて、宍戸戦、土井戦はいかがでしたか。
「だんだん良くなってきてるなとは思うんですよね。でも、まだ自分の持ってるものが全然出せてないと思うんで」
――土井戦の5Rっていかがでした? バチバチの打ち合いになって、土井選手は「お互い空手出身だから、ホントはああいう展開が好きなんですよ」って言ってましたけど。
「僕は嫌いですけどね」
――ククククク! やっぱり技巧派としては。
「あの時はシュートポイントを2回取られてたんで、KOしないと勝てなかったですからね。あそこで倒しにいったのはセコンドの支持通りだったんですけど」
――土井戦の前に「投げで負けたらしょうがない。気にせず自分の持ち味を出していく」とおっしゃってましたよね。今回は投げに関して、どう考えてますか。
「今回の方が、投げへの対応はできると思います。できるけど、気にしないという」
――投げの練習はかなりされてるんですか。
「投げを外すための練習ですね。“首投げはこのポイントを外せば大丈夫”っていう。それと、第一に組ませないこと。組ませなかったら投げられることはないんで」
――今回の相手、菊地選手にはどんな印象がありますか?
「TATSUJIの前のRISEのチャンピオンですよね。自分はTATSUJIのセコンドだったんでよく見てはいないんですけど。でも今回の試合のためにビデオは見ました。パンチとローで、土井選手に似てるなっていう感じはあります」
――体格的には、大野選手の方が大きいですよね。
「階級は上ですよね。でも、その分減量がきついんで、プラスマイナスゼロじゃないですか。当日計量ですからね。試合までにどれだけ回復できるかがカギだと思います」
――この試合で、大野選手がテーマにしていること、見せたいことって何になりますか。
「やっぱり総合力ですね。手足のバランスだったり、なんでもバランスよくできるっていうことをテーマにしていきたいです」
――それと、今年はS-cupもあります。大野選手もS-cupには出てみたいとおっしゃってましたよね。
「今は宍戸選手が一歩リードしてますよね。まあ、僕は部外者ってこともあるので、イロモノ枠かなんかでも出させていただけたらなと(笑)。よそもの枠、他流派枠とか、よくあるじゃないですか」
――日本代表枠じゃなくてもいいから、と(笑)。シュートボクサー以外の選手にも、S-cupっていうのは大きい目標というか、大事な価値観としてあるわけですか。
「それはありますね。シュートボクシングは昔から見てて、実力派を呼んでくる団体だなっていうイメージがあるんですよ。デニー・ビルを呼んだりタイのトップを呼んだり。シェイン・チャップマンにしてもダニエル・ドーソンにしても、地味だけど強い選手がSBには出てくるなと。何よりアンディ・サワー選手が事実上の世界トップなわけじゃないですか。S-cupとMAXと両方制覇していて。そういう舞台には上がりたいですよね」
――では、今後もシュートボクシングにはどんどん出ていきたいと。
「そうですね。強い選手もいっぱいいいますし、土井選手、宍戸選手とは2度といわず何度でもやりたいですから。まあスパッツも作っちゃいましたから、元を取るまで出続けますよ(笑)」


