2008年シリーズ 火魂~Road to S-cup~開幕戦:崎村暁人 インタビュー

崎村:名古屋にベルトを持って帰りたいです

――昨年の躍進を経て、いよいよタイトルマッチが決まりましたね。
「凄く楽しみですね。早く試合がしたいです。ちょっと複雑なところもあるんですけど」

――複雑、というと?
12月の試合でナグランチューン選手に負けてるんで。階級が上の選手とはいえ、負けは負けですからね」

――連勝で勢いに乗ってタイトルマッチに臨みたかったというか。
「負けを清算してからタイトルマッチをやりたかったっていう気持ちはあるんですけど。ただ、内容的には納得できるものもあったんで。タイトルマッチが決まったからにはそっちに集中してますし、早くやりたいですね」

――タイトルマッチ進出者決定戦ともいうべき、えなりのりゆき戦にも勝ってますし、条件としては整ってますよね。
「その辺はジムの代表とも話をしましたし、自信は多少なりともありますね」

――相手のファントム進也選手とは、昨年9月にも対戦してますよね。その時は減点1が響いて判定負けになってしまいましたが、内容的には互角でしたよね。
「負けた試合をどうこう言うつもりはないんですけど、手応えはありました。内容としては悪くなかったんじゃないかと。技術では差がありますけど、ポテンシャルでは自分の方が優ってたんじゃないかなって」

――前回のファントム戦、そしてえなり戦で得た自信は、かなり大きいんじゃないですか?
「それはありますね。“自分でもやれるんだ”っていう感覚を持てるようになりました。ファントム選手とかえなり選手は、1年前はファンとして見てるような存在でしたから。そういう選手とやっても、自分は勝負になるんだなって」

――前回の善戦から4カ月ほどたちましたが、今回のファントム戦ではどんな試合をしたいですか。
「自分は常に前に出るスタイルなんで、それは崩さないようにしたいです。3分5R、前に出て手数を出し続ける。そこだけは誰にも負けたくないんで。それに、この4カ月の成長もあると思うんで。前回とは違うぞっていう気持ちもあります」

――今回、崎村選手が勝てば、所属するグラップリングシュートボクサーズにとっても初のタイトルになりますね。代表である坪井淳浩さんもタイトル戦で敗れたことがあるだけに、思い入れは強いんじゃないですか。
「そうですね。ジムのみんな、総合や柔術をやっている仲間も、凄く応援してくれてるんですよ。そういう人たちのためにも、名古屋にベルトを持って帰りたいです」

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