2008年シリーズ 火魂~Road to S-cup~開幕戦:石川剛司 インタビュー
石川:今回キッチリ勝って、タイトルマッチに進みたい。――2008年の初戦で、ジュン・ビュング選手との対戦が決まりました。いきなり強豪との対戦ですね。
「そうですね。でもジュン選手とは、早い段階で闘うことになると思ってましたから。そういう予感があったんですよ」
――ジュン選手は歌川(暁文)選手、及川(知浩)選手に勝ってますからね。「次は自分だ」という。
「歌川戦の時は、まったく意識してなかったんですけどね。やっぱり及川選手に勝った時に"これは"っていう。久しぶりにチャンピオンらしいチャンピオンを見たなって感じがしましたね。真のチャンピオンというか」
――真のチャンピオン、ですか。
「気持ちの強さとか、前に出ていく勢い。そういう部分で本当にいい選手だなって」
――及川戦では延長2R、つまり計7R闘って勝ってますよね。
「しかも、その7R目にラッシュしてましたからね。そういうことができる選手、めったにいないですよ」
――歌川選手、及川選手が負けていることで、石川選手が日本シュートボクシングの"最後の砦"という印象もあるんですが、ご自身はどう感じていますか?
「自分でもそう思いますね。ここで僕が負けるわけにはいかないです」
――とはいえ、手数が多く常に前進してくるジュン選手のようなタイプは、相手としたらやりにくそうだな、とも思うんですが。
「やりにくいはやりにくいですね。ただ、前に出て打ち合ってくるんで、こっちのパンチも入りやすいと思います。厳しい相手なんですけど、だからこそチャンスもある」
――ということはつまり、KO決着。
「試合が長くなればなるほど、分が悪いと思うんですよ。スタミナと手数がありますからね。だから今回の相手に勝つには、意識を飛ばすしかないでしょう」
――石川選手が得意とする、投げや絞め技も活かせそうですか。
「有効だと思いますね。及川選手は投げを使わなかったですけど、ジュン選手は決して腰が強いタイプじゃないと思うんですよ。絞め技も使えると思います。一本を狙いにいくだけじゃなく、スタミナを奪うために絞めにいってもいい。使える技を全部使って、シュートボクサーらしく勝ちたいですね。逆にいえば、僕の武器を全部使わなければ勝てない相手なんですよ」
――この一戦に勝てば、タイトルも見えてきますね。
「自然にそうなるでしょうね。今回キッチリ勝って、タイトルマッチに進みたい。そのためにもジュン選手には負けられないです」
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