シュートボクシング WorldTournamentS-CUP2008:風香 インタビュー


――11.24『S-cup』出場が決まった風香選手ですが、以前は総合の『スマックガール』にも出場していましたよね。
「はい。格闘技の試合はこれで4回目です」
――格闘技の試合って、もう慣れました?
「もう全然慣れないです。一年に一回くらいやろうと思ってるんですけど、去年はケガをして2年ぶりなのと……あとはシュートボクシングは初めてだし、立ち技だけなので。当日は緊張して泣き出しそうです(笑)」
――やっぱりプロレスの緊張感とは違ったものがありますか。
「全っ然違いますねぇ。プロレスは200試合近くしてるので"緊張しなきゃ、テンション上げなきゃ"っていう時もあるんですけど、今回は今から寝れないくらい緊張してます」
――そもそも、シーザージムで練習を始めたきっかけはどういうものだったんですか?
「手首を骨折した時があったんですよ。それで練習ができなくて、何か下半身を使ってできることがないかなって。その時、サポーターを買いに行ったお店でジムの一日体験入門のチケットをもらって、行ってみたんです」
――ホントに一般会員のようなきっかけで(笑)。
「それで行ってみたら、私のことを知ってくださってる人もいて。それから行かせてもらうようになりました。シーザージムに通うようになってから、頑張る癖がついたような気がするんですよ。昔は自分に甘くて、疲れたら休みたいって思ってたんですけど。教えてくれる先生とか、周りで支えてくれる人がいるのに、自分が頑張らないわけにはいかないなと思って」
――実際に格闘技の練習を始めてみて、いかがでしたか。
「殴られたり蹴られたりは、プロレスで慣れてるんで怖さはなかったんですよ。逆にいきすぎてカウンターをもらうことが多くって。勢いがよすぎるのが逆にネックなんです」
――まさにプロって感じですね。
「ジムに通うようになってからシュートボクシングの試合を見させてもらうんですけど、やっぱり引いてる試合は見ていて面白くないですよね。私はやられてもいいからガンガンいこうと思ってます」
――『S-cup』での試合が決まった時の心境はいかがでしたか?
「最初は、大きい舞台だから責任もって頑張らないといけないって思いました。その後に会場がさいたまスーパーアリーナって聞いて、古い表現ですけど腰が抜けました(笑)」
――会見でも言ってましたけど、大ファンのSPEEDのライブを初めて見た会場なんですよね。
「最初にSPEEDのライブを見た時の衝撃が凄い強くて。こんな大きい会場で、たくさんの人に元気を与えるSPEEDになりたいって思って、デビューしてからもやってきたので」
――SPEEDみたいになりたい、じゃないわけですか。
「SPEEDみたいじゃなくて、SPEEDになりたいんです! "SPEEDみたい"なのは私にとって邪道なんで。だからSPEEDに入りたいんですけど、SPEEDは4人だから5人目じゃダメなんです」
――誰か抜けないといけない、と(笑)。
「そこが難しいところなんですけど」
――そういう人たちを見た会場で試合するわけだから凄いですよね。
「さいたまスーパーアリーナで試合するなんて、夢としても言えないくらいのことだったんで。こういう機会を作ってくださったシュートボクシングの人たちには感謝したいですし、期待に応えなきゃいけないですね」
――シュートボクシングはコスチュームもスパッツやレガースなど独自のものがありますが、その辺は?
「あ、もう作りました。ロングスパッツで。でも地味にならないように。私が求められてるのはスーパー強いみたいなところではないと思うし、魅せる部分も意識して、ちょいセクシーみたいな(笑)」
――じゃあ、ファンの人たちはそこもお楽しみに、ということで。シュートボクシングではどんな技が得意ですか?
「え~……蹴りが得意、です。パンチは本当にヘタクソなんで。素人みたいって言われるんですけど、そう言ったら素人の方に申し訳ないくらいで(笑)」
――、では、得意の蹴りを中心にどんな試合を見せたいと思ってますか。
「そうですねぇ……エグイ試合がしたいです。どっちか血を流すみたいな。勝つのはもちろんなんですけど、つまんない試合するくらいだったら、負けるのを怖がらずにお客さんが楽しめる面白い試合がしたいです」