
『Girls S-cup』出場選手インタビュー#7 V一
『Girls S-cup』(8月23日、品川ステラボール)で、シュートボクシング初参戦にしてトーナメント出場を果たすV一(ヴィーはじめ)。柔術をベースに総合格闘技で活躍してきた彼女だが、実はシーザージムでも練習を重ねており、SB参戦はかねてからの念願だったという。一回戦で対戦するのは韓国のイム・スジョン。純粋なキックボクサーが相手だけに、グラップラーであるVの本領が発揮されそうだ。
――V選手の『Girls S-cup』参戦を意外に感じるファンも多いと思います。
「そうかもしれないですね。でも、前からシーザージムで練習させてもらってて、ジムの人たちから“試合の機会があったら出ろ”って言われてたんですよ。私もいつか出てみたかったので、今回チャンスがいただけて嬉しいですね」
――その「いつか」が『Girls S-cup』という大舞台になりました。
「凄くありがたいですね。でも、変な緊張はしてないです。出るだけで満足しちゃいけないですし、これが最後の試合というわけでもないので。一歩一歩、上を目指していきたいですね」
――総合ファイターがSBの試合に出る場合、二つのパターンがあるように見えます。一つは、総合の技術を活かして勝ちに行くパターン。もう一つは“自分の打撃を専門分野で試す”というものです。V選手の場合はどうなりそうですか?
「私は前者ですね。場外に投げようかなと思ってます(笑)。それが自分に期待されてることだと思うので。あとは関節を極めたいですね。チャンスは少ないと思うんですけど、柔術やグラップリングをやっている人間として、そこを見せられたらいいですね」
――ましてイム・スジョン選手はキックボクサーですから、投げやサブミッションが決まりやすいでしょうね。
「相手は投げとか関節技を知らないと思うので、けっこういけるんじゃないかと思いますね。穴がいっぱいあると思うんですよ。だから打撃をしっかりガードして、自分の形にもっていければ。打撃は向こうが上でも、自分にも勝つチャンスはあると思うんですよ。それがSBの面白いところですし」
――SBのサブミッションではアームロックやフロントチョークが主流ですが、V選手はどんな技を狙っていますか?
「関節っていうとタップを奪うイメージがあると思うんですけど、それだけじゃないんですよ。たとえば、一発で関節を折りにいくような技もあるので。一瞬で極めて、相手を試合続行不可能にするような技ですね。そういう技を狙っていきたいです。自分は出場選手の中で一番小さいんですけど、その分、下から入ったりして技を仕掛けるスペースもあるので」
――V選手は総合イベント『ヴァルキリー』でも活躍しています。『Girls S-cup』には『ジュエルス』の選手も出場していますから、対抗戦的な見られ方もあると思いますが。
「そこは全然意識してないですね。私は団体に関係なく、女子の選手はみんな仲間だと思ってるので。でも、周りはけっこう意識してるみたいなんですけど(笑)」
――『ヴァルキリー』では、王座挑戦権も獲得していますよね。『Girls S-cup』で優勝して、『ヴァルキリー』のタイトルも獲ることになれば、歴史に残る快挙です。
「そうなったらちょっと凄いですよね(笑)。でも、可能性はゼロじゃないので。最後まであきらめずにチャレンジしていきたいです」


