シーザー会長が11.3『S-cup』を総括!

「興奮してます。これまでに4回『S-cup』をやってきて、5回目で凄く意味のあるものができた。準決勝に上がった4人とも、シュートボクシングのタイツでリングに上がったのが嬉しかったですね。
(緒形と宍戸の)同門対決に関しては考えさせられました。本当は弟子同士をやらせたくはなかった。冷たい気持ちでやらせてみたけど、見てられなかったですよ。でも二人には『本気でやれ』と言ってありましたから。本気でやらないとクビですよ(笑)。だからめいっぱいやってましたね。
アンディは一回戦で右の拳を傷めてしまったみたいで。その後の試合でも出してなかったですね。トーナメントはトラブルがあるから。だから、最後まで頑張れなかったのかな。その点、今日の緒形は冷静でした。左が凄く重い。今までの試合ではずっと出せてなかったけど、今日は出せてたね。
今回、シュートボクシングのためにいろんな選手が出てくれて、彼らの気持ちには本当に感謝したいです。緒形が後でベルトを巻いてくれるって? もう試合の前に巻いちゃったよ(笑)。重いね。立派なベルトですよ。(日本人の優勝は)外国人選手の頑張りもいいけど、日本人が頑張らないといけないからね。じゃないと、日本の格闘技界は盛り上がらないし。
これまでの緒形はもう一歩踏み出せなかったけど、今回、優勝することで自信が持てました。選手生命としては、もう長いことはできないだろうけど、今までの思いや経験が自信につながって、短期間で凄いファイターになるんじゃないかな。今までケガとかして大変だったけど、完璧な体で表舞台に出していきたいですね。ファイターとして持っているものを完璧に出させてあげられるようにヘルプしていきたいと思います。
 いろいろと病気をしたりして大変だったけど、自分のかわりにジムのみんなが使命を持ってやってくれました。そういう思いを神様は見ているんだろうね。人間は最後までめげないでやってれば、形になるんだな、と今回のトーナメントで確信しました。シュートボクシングを命がけてやって、いい若者を残していきたいですね。格闘タレントを作るというのではなく、真の意味での格闘家を作るってことでね。地味なんですけど。最後まであきらめない、それがシーザー魂でありSB魂です。若い人たちにもあきらめないで頑張ってもらいたいですよ。やりすぎて得ることはあっても、損するなんてことはないんだからね」

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