爆発!ロッキー刑事
カナダの山ほらこんにちは。
いやあったかいですね。今日はちと寒いけど花見ですよ花見。
今週から来週にかけてがピークらしいですね桜。
土・日と雨らしいですけど。
連日花見しようと思います。
一人でも、桜が散り切るまで花見してやろうと思います。
さて先日、押切さん橋本さんの“格斗まむしの兄弟http://ma64.blog77.fc2.com/”のお二人に声をかけて頂きまして、UPPER CLASSの座談会の企画で「ロッキー・ザ・ファイナル」の試写会に行ってきました。
いや~ひっさびさにスッキリ爽快な映画でございました。
ロッキーはⅠ~Ⅳまで一通り好きですが、やっぱり映画の完成度でいうとⅠが一番。
その後のⅡも良かったし、Ⅲはちょっと半端に俗っぽいけどⅣでアメリカの強大さと言うかね、チョコレート欲しさにジープ追っかけて靴を磨きたい気分にさせられるハリウッドの力を見せ付けられて万歳降伏ですわ。しかし、問題はその後。Ⅴ(ファイブ)。酷い。
あんなね、国の英雄になってフェラーリ乗り回して豪邸に住んでオカマのロボコンみたいなものまで手に入れたロッキーが、仕事で騙されて文無しになってパンチドランカー症状に苦しみつつ自分を裏切った弟子とストリートでぶん殴りあうというどこにも救い様のない内容で完結なんてね、世界中で大ブーイングですわ。
国中で「カ・エ・レ!」コールですわ。
ところが、今回のファイナルでその辺を全部整理してキレイにまとめ上げましたね。ホント上手に収まった感じ。確かにちょっと駆け足過ぎて映画の中身が薄いとか、そら言い出したら色々ありますよ。
でも、例えロッキーが復帰した理由がTV番組の余興に煽られて盛り上がってしまったからだろうが、一回ダメ出しされたライセンスが物凄い勢いでゴネたら次の日あっさり認められてしまおうが、トレーナーが「お前は若くはないんだから先祖ごとぶっ飛ばすパンチ力を身に付けろ」なんて無茶なアドバイスをしようが全部どうでもいい。ロッキー好きなら見れば分かります。
ただし、ロッキーⅠに思い入れがない人が見てもちょと面白さは伝わらない。エンディングまでキッチリ見終わって多分「へ?」ってなる。置いてけぼり食らったカルガモみたいになる。
逆にロッキーⅠを良く知る人にとっては、そこココに『ロッキー』思い出のシーンが、ちょっとやり過ぎぐらいに散りばめられていて楽しい。色んな場面に思いを馳せてジーンとなって実に楽しい。
だから、日曜日の午後に彼女とカフェで待ち合わせて美味しいパスタでも食べて、ひとしきりショッピングを楽しんだらちょっと時間が押してるけどヒルズの東宝シネマズまでタクシーで向かっちゃおうかみたいな正直そういうのやめて欲しい。見終わった後に軽口叩きながら変なシャドーとかするのも勘弁して欲しい。ロッキーさんのことを良く知りもしないくせに呼び捨てで「ロッキー良かったね~泣いちゃった」とかもうウンザリ。東京タワーでも登って勝手に愛を叫んでろと。「武士のイップンちょーヤバくね?」とか言ってろと。アルゼンチンババアって一体なんだと。
男ならば一人黙ってロッキーの世界に入り込めと言いたい。朝起きたら生卵飲んで頭の中にロッキーのテーマ鳴り散らかしながらビシッとワキを絞めて駆け足で映画館に向かえと言いたい。そしてポップコーンとかコーラも買わない。席に着いたら試合前のロッキーにシンクロして、死んだミッキーとかアポロを思い浮かべてそっと涙しながら十字を切る。これが正しいスタイル。
今回の「ロッキー・ザ・ファイナル」は、ホント只々『ロッキー』な映画。でもタイトルは本来の洋題「ロッキー・バルボア」のままで良かった気がするなぁ。Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、ましてやⅤなんてほぼ無かったことのように話が進んでいく中で、「ファイナル」を謳われるとなんか無駄にニギニギしい集大成を期待してしまう。
でも実際シンプルな感じで良かった。感動した。
特にクライマックスなんてスクリーンの中の観客と一緒にコブシ突き上げながら「ロッキー!ロッキー!」ってやりたい衝動との闘い。自分とのやるかやられるかの闘い。いや、実際声ぐらい漏れてた多分。ひょっとするとチャリンコ乗ってi-podした中学生が、聞こえてないと思って無理目な感じでGRAYとかシャウトして周囲の神経逆撫でしてる的な動きがあったかも知れない。でもそれも致し方ない世界。
席が一杯で押切さん橋本さんとは別々に座ったんですが、オレの右隣の女(推定35歳)なんて、冒頭でロッキーがエイドリアンの墓前に花を添えてその場を立ち去るという、芸能人水泳大会に例えるならトシちゃんが名前を紹介されて腋毛を隠しながら手をピンと上げたぐらいの場面でいきなり半ベソかき始めて、油断してたオレの涙スイッチを強引極まりない形でONしたからね。
お陰で涙腺がすっかり緩んでしまって、度々その見知らぬ女の泣きのタイミングに合わせて実にどうでもいい場面でグッと来るようになってしまった。
このままでは左隣のお兄さんに、小学校時代ただの一度も学校のトイレでウンコをしなかった相当我慢強いオレが、意味も分からない場面でいきなり嗚咽する頭のおかしなオッサンだと思われてしまう。しかしこの女に釣られて何度もロッキーの身内になったような気持ちでウルウルしまう。
涙だけは流すまいと目をカマボコみたいにして彼女を観察していると、どうやらエイドリアンが出てくる場面になると泣き出すらしいことが分かったので、エイドリアンが出てくる度にオカッパ頭の松金よね子を想像して気持ちを萎えさせたりしてたんですが、肝心の映画に感情移入出来なくなっても面倒臭いのでもう諦めて泣くことにしました。
他界したエイドリアンへの悲しい気持ちを上手く切り替えることが出来ないロッキーが、精肉工場でポーリーに激しい想いをぶち撒けた瞬間、オレの耐涙率120%。
試合に挑み、劣勢のロッキーがダウンを奪い返してパンチをまとめ打つのに興奮したポーリーがロッキーJrと大騒ぎの瞬間、オレの耐震率150%。
最後に若き王者を称えてリングを降りるロッキーに、観衆が大ロッキーコールを送った瞬間、オレの感動200%。
映画を見終わって押切さん橋本さんと振り返ったんですが、「いや~良いも悪いもなく、ひたすらロッキーだったねぇ」という押切さんの言葉、それに尽きます。大体ね、60歳のスタローンが肉体を売りにした映画にチャレンジするってかなり頑張りましたよこれ。
まぁ体は天龍みたいになってましたけど、ちゃんとリングでボクシングシーンを演じてるんです。さすがにパンチの喰らい方も殴り方も大分キツイ感じにはなってましたが、会場がラスベガスのマンダレイ・ベイだったりリングアナがマイケル・バッファだったりリングサイドのタイソンが王者に野次を飛ばしたり、リアルなキャスティングで脇をガッチリと固めてビル・コンティの音楽で盛上げるという、ベタですが納得の演出で満足感を与えてくれました。ただ、アポロのトレーナーだったデュークが思いのほか年老いていたのにはびっくりした。最後まで違う人だと思ってた。
エンドロールが流れる中、多くの素人さん達が代わる代わるフィラデルフィア美術館前のあの階段を駆け上がって両手を掲げるシーンを真似てるんですが、結局老いも若きも皆あれをやりたい気分にさせてしまう『ロッキー』って映画はやっぱり凄いんです。そんな対談記事が次のUPPER CLASSに出ますから見てみて下さい。
いや~ロッキー見て東京出て来たばっかりの頃を思い出しました。シーザージムの門を叩いてアマチュア大会優勝を目指して燃えに燃えてる頃、バイトから家に戻ってロードワークに行く時に、ロッキーを真似てジョッキに生卵を3個(ロッキーは5個。1個入れて量にビビッた)割り入れてグイッと飲み込もうとしたら、黄身と白身のヌロンとした塊が結構巨大ですんなり喉を入っていかないんですねあれ。スベるわけでもツブれるわけでもなく、ヌロンがゆっくりと食道を押し広げながら胃へと下って行くのが気持悪くてもうね、ゲボ吐く。わしゃヘビかと。
残ったジョッキの卵を涙目で見つめながら、少しロッキーのこと見直したからね。見直して苦笑いしながら首を2~3回横に振ったからね。それからおもむろに割りバシ突っ込んで激しくジョッキを掻き回して、ちょっと醤油垂らしてから飲み干して軽く震えたからね。その後、悔しいやら気持ち悪いわで走りに行って代田橋の住宅街で道に迷ったあげく、警察官に道を聞いて「世の中ロッキーみたいにはいかない」と、すっかり荒んで帰って来たオレ。
プロになってからは入場曲に「No Easy Way Out」を使ったりしましたが、Ⅳの回想シーンを思い浮かべて入場直前に本気で泣きそうになるので、すぐさまチェンジ。ちなみにオレの家でロッキーⅣのビデオを見てて、アポロの入場シーンに感動してジェームス・ブラウンの「Living in America」をテーマ曲にしたのが土井くん(最近忙しいらしい鼻・オブ・ジョイドイ)。彼は、あの場面がよほど好きらしく、何回でもビデオを巻き戻します。コッチはどの辺がそんなにたまらないのか理解してないのに執拗に巻き戻します。もう理解不可能なほどに釘付け。首ったけ。一緒にいる人間達にまで見ることを強要しますが、自分がアメリカ人と試合をする時には違うテーマ曲を使います。
オガケン(換気扇を回さないで便所を使うアナーキー)も、あんまり色んな人と被るからってすぐ変えましたが昔「Hearts On Fire」を使ってました。ちなみに、その後の「SPEED2のテーマ」は桜庭さんと被ってて、今の「FINAL COUNT DOWN」に至っては完全に吉鷹さん(宍戸など現役選手とのスパーリングや菊地始めプロ選手へのミット指導を行なうなど常に体を動かされているにも関わらず何故か巨大化していくTeam YOKOZU・・・いやYOSHITAKA総帥)からパクッたもの。それとSBレディース王者だった藤山さん(照美さん/美少女仮面テルトリンと呼ばれた大阪ジムのお姉さん)は「Eye of the Tiger」を使ってた。あ、関係ないけど今書いてるこれデジャブだ。オガケン~の辺りから前に書いてたの覚えてる。いや、正確には書いてないけど書いてた記憶がある。すげ~、デジャブだ。
まぁいいや。
えーと、高田さん(PRIDE統括本部長)の「Training Montage」はエスペランサーでもやっぱりシビれるし、「Burning Heart」なんてどんだけの人が使ったのか分からない。亀田とか。そう、親父が俊介(井上/この前プロ1勝目を上げたドラえもん)に似てる亀田。
こうやって考えるとロッキーに思い入れがある格闘家って少なくないと思いますよ。
オレは断然ブルース・リー派だけど。
<はい今日のラーメン>
麺や庄の@市ヶ谷http://www.walkerplus.com/tokyo/gourmet/contents/tky_ra049.html
ん~ここはお勧めというか惜しい感じのお店。美味い魚介豚骨なんですけどね。インパクトがないというか、次に行くのはいつかなって按配。無化調はいいけどパンチがない。それとつけ汁少ない。大盛りも普通盛りも一緒じゃ無理。麺が結構歯応えの強いぷりぷり麺なんで、大盛り食ったらつけ汁かなりショボイ。っつーか大盛り食うなっオレ!あと具を別盛りにするのアレなんでなんだろ。水でビシッと絞めた麺の上にチャーシューとかメンマとか乗せられても、タイミング間違えたらつけ汁冷えっ冷えじゃん。
次はラーメン食ってみよう。そっちのがいいかも。カレーのヤツとか創作メニューもあるし機会があればどうでしょう


