10.3K-1 MAX、サワーが王座奪回!!

10月3日、日本武道館において『K-1 WORLD MAX 2007~世界一決定トーナメント決勝戦~』が開催された。
昨年は決勝戦で無念のKO負けを喫し、王座奪回を狙うシュートボクシング代表アンディ・サワーは、まず準々決勝でドラゴと対戦。アグレッシブなパンチとキックの連打を落ち着いて見切り、2Rに完璧な右クロスカウンターを決めてKO勝ちを果たした。続く準決勝は、かつてTKOで敗れている元同門のアルバート・クラウスと宿命の激突。ここでもサワーはクラウスの攻撃に冷静に対処。準々決勝のダメージが残るクラウスにパンチ、ロー、ヒザと的確に攻め続け、2-0の判定勝ちを収める。
そして迎えた決勝戦。逆ブロックを勝ち上がってきたのは魔裟斗。お互いが「決勝で闘うことになる」と予想していた通りの対戦だ。超満員の大観衆が放つ大声援の中、試合はスタート。序盤は魔裟斗が速射砲のようなパンチで攻勢に出る。だが、サワーはこれをしっかりブロックすると、2Rから反撃。重い右パンチ、ボディに鋭く突き刺さる左フック、そしてローキックで魔裟斗を追い込んでいく。2Rが終了した瞬間、魔裟斗はぐったりとロープにもたれかかり、コーナーでうずくまった状態に。インターバルが終わっても立ち上がることができず、セコンドからタオルが投入される。2R終了、TKO。サワーがその実力をまざまざと見せつけ、2年ぶり2度目の優勝を飾った。
10月28日には『GROUND ZERO』(両国国技館)でのアンディ・オロゴン戦も控えているサワー。MAX王座奪回を果たし、最高の形でホームリングのビッグマッチに臨むことになった。

■サワーのコメント
「興奮と感動の頂点、と言いたいところだけど、まだ実感が沸かないね。もう少ししたら実感が出てくると思うよ。今日、闘った中で最も手強かったのは魔裟斗。彼はパンチでくる選手だから、僕はキックで足を狙っていったんだ。トーナメントではいろんなことが起きるからね。僕はその特性を理解した上で、自分の闘いをすることに集中したよ。ドラゴ戦の後は口の中を切ってアバラも傷めてしまった。クラウス戦でも顔が腫れ、左足と右の拳も傷めてしまった。体じゅうが痛いけど、魔裟斗とは全力で闘って、優勝することができた。2005年に優勝して、去年は準優勝で、今年が優勝。これからは充分、他の選手の挑戦を受けて立つ立場になれたと思う。真っ先にベルトを見せたいのは、やっぱり家族だね。親、それに子供たちだよ。妻にはもう連絡したんだ。(賞金の使い道は?)次男が生まれたばかりだから、2人の息子のために使いたいね。子供の名義で口座を開こうと思う。(魔裟斗は再戦を望んでいるが)僕はいつでも準備ができてるよ。10月28日の『GROUND ZERO』は、緒形やアンディ・オロゴンが出る素晴らしい大会だからね。出場はケガの状況しだいだけど……そんなの関係ねぇ!(笑)」