SBがZSTと交流、世界予選開催へ!

1月16日、シーザージムにて行なわれた記者会見の第二部には、シーザー武志会長と総合格闘技イベント『ZST』の上原譲広報が出席。両団体の技術向上を目的とした交流が発表された。過去にも『ZST』からSBに選手が出場したことはあったが、今後はその流れがより本格化することになる。ZSTファイターがSBのリングで試合をすることはもちろん、2月24日の新宿FACE大会を皮切りに『ZST』の大会でもSBルールに準じた立ち技の試合が組まれていくという。
「これまで、『ZST』は一本、KOにこだわった試合をしてきました。特にリトアニアのレミギウス・モリカビュチスはKOで勝つことが多い。日本人選手でもKOで勝てる選手を発掘、育成したいというのがこれからの目標です。出場させていただくからには、『ZST』同様、KOにこだわった試合をさせていきたいと思っています」と上原氏。またレミギウスをはじめ多くの強豪選手を輩出してきたバルト三国の選手たちがSBマットに進出することにもなりそうだという。上原氏は「今年、開催が予定されている『S-cup』に、バルト三国の選手を出場させられれば」と語った。
ZSTファイターの打撃向上を目指す上原氏の狙いを、シーザー会長は「さすが、いいところを見てるね」と評価。「ぜひ、タイトルを狙えるような選手を育ててほしい」とエールを送った。また、シーザー会長は「バルト三国で『S-cup』を目指す大会を開いてもらえれば。それもSBが大きくなるために必要なこと。『ZST』と一緒に組むことで、いい形にしていきたい」とも。会長によれば、今年はブラジルでの『S-cup』予選大会がすでに決定。またバルト三国のリトアニアやオランダでも大会開催のプランがあるという。さらにタイ、韓国も参加してのアジアチャンピオン制定も視野に入れている。
「正直、SBさんのリングですぐには勝てないと思います。ただ、負けて悔しい思いをして、それを繰り返すことで、いつかSBルールでもKOで勝てる選手が育つという流れになれば」と上原氏。シーザー会長も、シュートボクサーの組み技向上を目指し「やりたい選手がいれば、ZSTルールの試合にも出したい」という。若手選手のレベルアップにはじまり、世界各国での大会開催へ。SBと『ZST』の交流によって生まれる流れは、格闘技界の底上げにつながることだろう。