火魂~Road to S-cup~其の弐:大会結果 詳報
SB日本スーパーフェザー級タイトルマッチ、及川が防衛4月4日、後楽園ホールにて、『火魂~たまし~其の弐』が開催された。年間シリーズ第2戦となる今大会のメインイベントは、及川知浩VS石川剛司のスーパーフェザー級タイトルマッチ。一昨年11月に対戦しているだけでなく(ノンタイトルで及川が勝利)、過去に何度も対戦が流れた経緯もある因縁マッチだ。
試合は序盤から互いにヒジを繰り出すスリリングな展開。出血させた及川が観客にアピールしている最中、レフェリーのタイムストップがかかっていなかったため石川が背後から襲いかかるなど、途中からは荒れ模様ともなったが、及川はその後もヒジで計5箇所、出血させるなど優位に試合を進めて判定勝利。だがパンチやミドルキックなど、随所で石川の攻撃も光った。
セミファイナルでは、宍戸大樹が昨年11月以来の復帰戦。香港散打ナショナルチームのツァン・ホイ・クワンと対戦した。1R、絶妙のカウンターを食らってダウンを喫する苦しいスタートとなった宍戸だが、2Rから得意のバックキックなどを中心に猛反撃。ボディを徹底的に効かせ、延長ラウンドで勝利を収めている。また、前大会でスーパーウェルター級王者となった金井健治も、散打のカン・イェンに判定勝利を収めた。
前半戦で大きなインパクトを残したのは、えなりのりゆきと井口摂の一戦。その豪腕で総合格闘技界を荒らしまわってきた井口は、SBルールでも実力を発揮。えなりに何度も左ストレートをヒットさせ、延長ラウンドには豪快な投げでシュートポイントを獲得。判定で勝利を収めると「チャンピオン出せ、チャンピオン!」とアピール。さらには勝利者トロフィーを踏みつけてリングを後にするなど、総合マットでの姿と変わらぬヒールぶりを見せ付けた。えなりに勝利しているだけに、今後、井口はスーパーバンタム級の台風の目になる可能性も高い。
白熱したタイトルマッチ、エースの復帰、軽量級での波乱と数々のドラマが起こった今大会。次回、5/28後楽園では緒形健一も復帰を予定しており、各階級ともますます加熱していくことだろう。
〈RESULTS〉
第9試合/SB日本スーパーフェザー級タイトルマッチ・エキスパートクラスルール(3分×5R・延長無制限R)
SB日本スーパーフェザー級王者
及川知浩(及川道場)vs石川剛司(シーザージム)
※判定2-0。5R、石川にバッティングでイエローカード
第8試合/エキスパートクラス特別ルール(3分×3R・無制限延長R)
○宍戸大樹(シーザージム)vsツァン・ホイ・クワン(香港散打ナショナルチーム)×
※延長1R判定3-0。宍戸は1Rに右ストレートでダウン
第7試合/エキスパートクラス特別ルール(3分×3R・無制限延長R)
○金井健治(ライトニングジム)vsカン・イェン(香港散打ナショナルチーム)×
※判定3-0。金井は2Rに払い腰でシュートポイント1獲得。イェンは2Rに右ストレートでダウン
第6試合/エキスパートクラス特別ルール(3分×3R・無制限延長R)
○歌川暁文(U.W.Fスネークピットジャパン) vsOZ(格闘技サークルOZ)×
※判定3-0。OZは1Rに左ヒザ蹴りで、3Rにパンチ連打でダウン
第5試合/エキスパートクラス特別ルール(3分×3R・無制限延長R)
×えなりのりゆき(シーザージム)vs井口摂(TEAM BADASS13)×
※延長1R判定3-0。井口は延長1Rに首投げでシュートポイント1獲得
第4試合/エキスパートクラス特別ルール(3分×3R・無制限延長R)
×梅下湧暉(湘南ジム)vs赤尾征爾(NEX)○
※2R1分20秒、KO(右フック)。梅下は1Rに右ストレートとパンチ連打で、2Rに右ハイキックでダウン
第3試合/スターティングクラスルール(2分×3R・延長1R)
○川上大樹(グラップリングシュートボクサーズ)vs大桑宏章(シーザージム)×
※延長1R判定2-1
第2試合/スターティングクラスルール(2分×3R・延長1R)
○レーナ(及川道場)vs奥村 ユカ(S-KEEP)×
※判定3-0
第1試合/スターティングクラスルール(2分×3R・延長1R)
○野畑圭介(風吹ジム)vs清水俊一(総合格闘技宇留野道場/チームZST)×
※判定2-0。清水は1Rに払い腰でシュートポイント1獲得、3Rに左ストレートでダウン1


