頂上対決は、危険な喧嘩マッチ!石川コメント

「石川 コメント」

――石川選手は前回に続き、2度目の『S-cup』登場ですね。

「はい。出させてもらえるだけでも嬉しいんですけど、しかも今回は試合順が決勝戦の前ですから。それを聞いた時は震えが止まらなかったです」

――オープニングだった前回とは、喜びも責任感も違ってきますよね。

「まして、5月に穴をあけちゃった及川選手との試合ですから半端じゃないプレッシャーですけど、これで不細工なマネ出来ないですからね。それは会長にも厳しく言われてます」

――5月に試合をキャンセルして、9月が復帰戦でしたよね。あの時のプレッシャーも相当、大きかったんじゃないですか。

「とにかく勝たなきゃって。勝つことは最低条件で、やっぱりKOを意識してました」

――結果、投げでKO。“石川流シュートボクシング”が進化している感じがしました。

「あれはもう気合ですね。ぶっ倒したいっていう気持ちが、ああいう形になって出たんでしょうね」

――外がけで浴びせ倒すというのは前からやってましたけど、KOになったのは初めてでした。

「あれで頭を打ち付けてKOするのは前から狙ってたんですけどね。あの日それでKO出来たっていうのは、やっぱ気合いが入ってたんだと思います」

――そして、今回は『S-cup』での及川戦。やはり期するものは大きいんじゃないですか。

「及川選手はパンチ、中でも右のストレートが強いから、“せーの”でガチーンと打ち合った時にどっちが強いのか興味ありますね。」

――前回の試合をキャンセルしてしまっただけに、複雑な思いもあるかとは思いますが……。

「いや、俺はもう思い切ってぶち当たるだけですね。向こうが何を言ってるのか、聞こえてこないわけじゃないんですけど、それも含めてきっちりとカタをつけたい」

――全てはリングで清算する、と。

「俺は負けるためにリング上がるわけじゃないし、やるからにはKOしたい。周りに迷惑かけた分、試合で返さないといけないですから。5月の試合に穴をあけたことで、随分叩かれたし会長にも一度は見放されたんですよ。そこで一から出直して、メンタル的にもタフになったし責任感も出てきました。それに、なんでかは分からないんですけど、今回は負ける気が全然しないんですよ」

――ほぉ~!

「まったく根拠はないんですけど(笑)。でもキツい練習してるし、トレーナーのダムさんと及川用の対策を練ってます。それができれば勝てますよ。」

――及川選手はハードパンチャーの部分と、試合巧者の両面がありますよね。今回はどっちを想定してますか。

「予想というより、俺と打ち合って欲しいですね。もしテクニックで逃げるようなら、追いかけまわしてぶっ倒しにいきますけど」

――遺恨を清算するためにも、打ち合って白黒はっきりつけたいと。

「そうですね、この大舞台を汚すような試合はしたくないですから。どういう結果になるにしても、KO決着は間違いないです」