火魂~Road to S-cup~其の弐:本日、決戦!
後楽園ホールにて開催する2008年シリーズ第2戦「火魂~Road to S-cup~其の弐」に出場する全選手の公式計量が3日、都内・シーザージムにて行なわれました(予定されていた岩下雅大VSザン・キン・ジュン戦はザンの負傷欠場により中止に)
計量は全員が一発でパス。それぞれ仕上がりのよさをうかがわせた。
今大会のメインでは、及川知浩と石川剛司によるスーパーフェザー級タイトルマッチが実現。
両者は2006年11月に対戦し、その試合は及川がTKO勝利を収めている。しかもそれ以外で試合が流れたことが3回もあり、いわば因縁の対決だ。
防衛戦となる及川は「コンディションは最高です。ここ数戦で一番いい。自分でも楽しみですね」と完璧な調整ができた模様。昨年12月、韓国のジュン・ビュングに敗れ、石川がそのビュングに勝っていることに対しても、全く意識していないという。「あの試合は参考にならないでしょう。(自分がやった)5Rの試合と(石川の)3Rの試合ではまったく違いますからね」と語った及川。さらに「一回勝ってるからという以上に、彼には負けない自信がある。負ける気がしませんね」と、この一戦には絶対の自信を持っているようだ。「今後の目標は世界タイトル。そして他団体の王者ともやりたい。今60kg級が盛り上がってますしね。“立ち技最強を証明してこいと言われれば、喜んでいきます。そのためにも今回、キッチリ勝ちますよ”」と、及川は早くも今後のプランを見据えている。
対する挑戦者・石川も「ここ2、3試合では一番調子がいい」と、こちらも絶好調宣言。「前回の対戦から1年ちょっと、厳しい試合をしてきましたし、やっとこの日が来たって感じです。リマッチという気持ちが強いけど、それがちょうどタイトル戦なんで一石二鳥ですよ」と意気込みを語った石川。
「(及川に対して)苦手意識はないです。前回やった時も“次は勝てる”と思いましたし」と、やはり自信を持ってタイトル戦に挑むようだ。また石川は、タイトルにまつわる思い入れも披露。「デビューした時くらいに“どっちかがチャンピオンになったら闘おう”と約束したヤツがいるんです。タイトルを獲って、今年中にそいつと闘いたいと思ってます」。デビュー当時からの約束を胸に、石川は明日のリングに向かうことになる。
また、今大会では昨年11月のオランダ大会以来、約4カ月ぶりに宍戸大樹が復帰。香港散打ナショナルチームのツァン・ホイ・クワンと対戦する。久々の試合に「待ちわびました。試合がしたくて仕方がなかった。不安もありますが、期待のほうが大きいですね」と気合い充分。
「今、シュートボクシングでは新しいチャンピオンが誕生したり、団体内で目まぐるしい動きがある。その中に自分がいないもどかしさがありました。“流れに取り残されたくない、自分が先頭を走りたい”という気持ちでした」と、休養中の心境を語った宍戸。「待たせてしまったファンのみなさんに、元気になったところを見せたい。“宍戸の試合はやっぱり面白い”と言ってもらいたいですね」。エース復活へ、今回は宍戸の真骨頂が見られそうだ。
さらに、2月大会でスーパーウェルター級王者となった金井健治も第7試合に出場。散打の難敵カン・イェンと対戦する。王者としての初戦という重要な試合だ。「ヘタな試合はできませんね。チャンピオンになったからって、様子を見たり下がったりはしたくない。今までの自分のスタイルを貫きます。散打は腰が強くて倒すのがうまい。やったことのないタイプですね。転がされたりして焦ったら負け。ペースを崩さずにいきたい」と、あくまでも持ち味である真っ向勝負にこだわってみせた。
軽量級の頂上対決、エース復活、新王者の新たなる一歩と様々なテーマを持つ今大会。前半戦にも歌川暁文、えなりのりゆきなど注目選手が登場するだけに、目が離せない闘いが続くことになりそうだ。




