火魂~Road to S-cup~其の弐:第9試合

○SB日本スーパーフェザー級王者 及川知浩(及川道場)vs石川剛司(シーザージム) ×

第9試合/SB日本スーパーフェザー級タイトルマッチ・エキスパートクラスルール(3分×5R・延長無制限R)
○SB日本スーパーフェザー級王者 及川知浩(及川道場)vs石川剛司(シーザージム) ×
※判定2-0。5R、石川にバッティングでイエローカード

タイトルマッチは右ローの交換からスタート。1Rの手数は冷静にロー、左右の前蹴りを入れる石川がわずかに上回った。2分過ぎ、石川は右ヒジを見せる。

2R、右のローからミドルのコンビネーション、右ヒジから左ストレートの波状攻撃を見せる石川に対し、及川はR半ばに右ストレートをヒット。ここから及川は徐々にパンチ、左ミドルをヒットさせ始める。石川も左右ボディなどで対抗。

3R、ヒジを見せる回数が増えてきた両者。石川は再び右ヒジから左ストレートのコンビネーション。中盤過ぎ、試合は意外な展開へ。石川が顔面をカットしたのを見た及川が笑みを浮かべ、両手を挙げてアピール。そして思わず背を向けたところに、石川が後頭部へヒジ一閃! さらに正面からラッシュ。だが出血が増している石川に、ここでドクターチェックが入る。試合が再開されるとヒジ合戦は激しさを増す。

4R半ばには石川のローがローブローとなり、試合はやや荒れた展開に。再開後、石川はパンチから右ミドルの連携を連続してヒット。及川も左ハイ。残り30秒で石川に再びドクターチェックが入るも、再開。石川はまたも左のパンチから右ミドル、、及川はヒジで対抗。

最終5R、石川は組んでからの浴びせ倒しを二度見せるが、ここで三度目のドクターチェック。また再開されると、石川は右ヒジからローへと畳みかける。さらにアッパー、ボディへとつなぐも、またしても石川にドクターチェック。応援団は石川コールで後押しする中、試合は再開。後がない石川は左右ストレート、左右ミドルでなおも前に出る。ジャブから右ストレートを入れた後、また浴びせ倒した石川にイエローカードが出される。ラスト10秒、両者が激しく打ち合ったところで終了のゴング。判定は2-0で王者・及川の勝利。接戦も、得意のヒジで及川が防衛を果たした形となった。

■及川のコメント
「完勝でしょう。これが現実ですよ。(石川は「効いた攻撃はない」と言っていたが)まあ、何があってもそう言うんでしょうね。5箇所斬って(出血して)、まだやるのかと。僕らの試合は真剣で斬り合ってるようなもんなんですから。1回斬られたらそこで終わりなんですよ。勝負をナメてるんじゃないですかね。勝負の決め手は精神力の差でしょう。(昨年)“ベルトと頭磨いて待っとけ”って言われましたけど、“心と技術を磨き直して出直してこい”と。次の防衛戦は(弟の)ナグランチューンとやりたいですね。冗談抜きで、手が合わないんですよ。今年はもう1ステップ、世界のベルトを目指したいのと、60kgが盛り上がってるので、会長に“立ち技最強がSBだと証明してこい”と言われたら(他団体に)喜んでいきます。やりたいのはIKUSAで負けて、いま60kgで一番強いと言われてる山本真弘選手。次やったら勝てると思うんで。できればSBのリングでやりたいですね。来てくれたらいつでも勝ちますよ」

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