5.16 『ジュエルス』記者会見で富田美里の天然炸裂!

 5月8日、都内・DEEP OFFICIAL GYM IMPACTにて、女子格闘技イベント『女子総合格闘技ジュエルス 3rd RING』(5月16日、新宿FACE)の記者会見が行なわれた。『ジュエルス』は4月にシュートボクシングとの提携を発表、この大会では、その第一弾としてSBルールで2試合が行なわれることになった。


  この日、発表されたSBルールの試合は、石岡沙織(空手道禅道会)vs岡加奈子(立志会館)、富田美里(シーザージム)vsAZUMA(y-park)。またジュエルス公式ルールの試合として森藤美樹(T-BLOOD)vsまゆ(空手道禅道会松本支部)の一戦も発表に。会見には『ジュエルス』の尾薗勇一代表、富田、AZUMA、石岡、そして今大会で小林華子(伊藤道場)と対戦するアミバ(DEEP OFFICIAL GYM IMPACT)が出席した。

 

  女子総合の新エース候補として注目を集める石岡は、初のSBルール挑戦に「メインイベントの時とは違う緊張があって、なんか怖いです」とコメント。しかし「正直、寝技がないと辛いんですけど、打撃でもトップ選手についていけるようになりたい。打撃の中でも自分の距離で闘いたいと思います。SBルールでも、総合格闘技をやっているような試合をしたい」と、あくまで総合ファイターとしてSBマッチに臨む構えだ。

 

  富田と対戦するAZUMAも、SBルールは初挑戦となるが、キックルールですでに10戦以上のキャリアを持つ。しかも勝った試合のほとんどでダウンを奪っているというだけに、女子としてはトップレベルの攻撃力があるといえるだろう。会見でもAZUMAは「ルールにかかわらず、自分を高めていきたいと思っています。つまらない試合はしたくないので、倒しにいきたい」とKO宣言。傍らのY-park山崎将会長も「SBには投げもありますが、打撃から始まるんですから問題はない。腰の強さで充分、対応できるでしょう。K-1女子とか、こっちにはこっちの目論見がありますからね。バシッと倒しにいきますよ」と自信をうかがわせた。

 

  一方、唯一のシュートボクサーとして参戦する富田は、最寄駅からの道順が分からず所定の時間に遅れて到着するという、いきなりのハプニング。会見が始まっても、他の選手が緊張の面持ちでコメントを発する中、なぜか富田だけはイスに深ぶかと腰かけ、まるでベテラン選手のような貫禄を見せつける。富田は昨年、女子総合におけるトップ中のトップ、藤井惠にSBルールで勝っているだけに、今回は総合ファンからも注目を集めることになるが「そうなんですか?」とまったく意識していない模様。シーザー武志会長から「負けたら終わり」と言われたという衝撃の事実もサラリと言ってのける。あまりの天然ぶりに周囲が唖然とする中、シュートボクシング協会の森谷広報が「もっとちゃんと話さないと!」とクギを刺す一幕も。

 

  とはいえ、シュートボクシング代表として他団体に乗り込むだけに、責任感は垣間見せた富田。「SBの強さを見せるという意識はいつも持ってます。SBルールだから、勝って当たり前。相手も強い選手ですが、いかにいいものを見せるかを考えてます」と語った。また「いい形で勝って、6月1日の試合(シュートボクシング後楽園大会)にも出場させてもらえれば」と連戦も志願。

 

  尾薗代表によれば、今後はシュートボクシングのリングへの『ジュエルス』ファイター登場も考えているというだけに、今後ますます盛り上がっていくことが予想されるSBレディース。その皮切りとして、5.16『ジュエルス』は重要な意味を持つことになりそうだ。