
『SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup2008』記者会見が行われました
11月24日、さいたまスーパーアリーナで開催される『SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup2008』。その記者会見が、28日、「スカパーJSAT㈱」本社ビルにて行われた。
この会見には、シーザー武志会長はじめディフェンディング・チャンピオンの緒形健一、日本代表決定戦を勝ち抜いた宍戸大樹、ワンマッチに出場するプロレスラー・風香が出席。当初、出席予定だったアンディ・サワーは家族の急病のため来日できなかったものの、TV電話でコメントを発表した。
まず発表されたのは、ファン待望の対戦カード。一部調整中のものもあるが、立ち技最強トーナメントにふさわしい実力派が揃ったといえるだろう。この会見で発表されたカードは、以下の試合。
〈S-cupトーナメント一回戦第1試合〉
緒形健一(S-cup2006王者)vsX
〈S-cupトーナメント一回戦第2試合〉
デニス・シュナイドミラー(ヨーロッパ代表)vsルイス・アゼレード(ブラジル代表)
〈S-cupトーナメント一回戦第3試合〉
宍戸大樹vsクリス・ホロデッキー(アメリカ)
〈S-cupトーナメント一回戦第4試合〉
アンディ・サワー(S-cup2002&2004王者)vsエドウィン・キバス(バルト三国代表)
〈S-cupリザーブマッチ〉
金井健治(日本)vs魏守雷(中国)
グレッグ・フォーリー(豪州推薦枠)vsオ・ジュソク(韓国推薦枠)
〈レディースファイト〉
MIKUvsレーナ
風香vsX
気になる緒形の対戦相手だが、シーザー会長は「日本人でも海外の選手でもいい。前回のチャンピオンに当てても恥ずかしくない選手を出します」とコメント。緒形は「強い選手、思い切り打ち合える選手と闘いたいです。日本人では誰もやっていない、連覇に向けて魂を込めて精進していきます」と、持ち味である打ち合いを望んでいる。トーナメントの逆ブロックには宍戸とサワーが並んでおり、宍戸は順当にいけば準決勝でサワーに、決勝で緒形に勝たなければ優勝できない過酷な組み合わせとなった。しかし「どの組み合わせでも『S-cup』は厳しい闘いになると思います。自分の持ち味であるスタミナを活かすために、延長も含めて3試合、計15ラウンド闘うつもりでいきます。日本代表の名にふさわしい、自分と闘ってきた選手たちに恥ずかしくない試合がしたいです」と決死の覚悟を見せた。
一方、サワーは10月のK-1 MAXで連覇を期待されながら準決勝でアルトゥール・キシェンコにまさかの敗退。今回は復帰戦でもある。「MAXでの負けは本当に悔しかった。反省点を言い出したらきりがないよ。でも、過去を振り返ることはしたくない。今のボクは前を向いて『S-cup』優勝にかけている。いい練習ができてるし、モチベーションも最高に高まっているよ」と王座奪還へ闘志満々だ。
ただし、彼らシュートボクサーが確実に勝てるとは限らないのが『S-cup』の恐ろしさだ。PRIDEでも活躍したシュートボクセのアゼレードや、レベルが高まる一方の北米MMA界からやってくるホロデッキー(吉鷹弘氏もその実力を絶賛している)、そしてヨーロッパ、バルト三国予選の優勝者など、誰が勝ち上がってもおかしくないだけのメンバーが揃っている。
また、今回は女子マッチが2試合組まれることにも注目だ。成長著しい女子高生ファイター・レーナは総合格闘技DEEPのチャンピオンであるMIKUと再戦。DEEPのリングで対戦した(キックルール)際にはドローに終わっているだけに、今回は決着戦になる。そして女子プロレス界で抜群の人気を誇る風香は、今回SB初参戦。「もともとSPEEDに憧れて、SPEEDに入りたくて上京したんです。SPEEDのライブを初めて見たのがさいたまスーパーアリーナ。そんな大きい舞台でデビューさせてもらって本当にうれしいです。SPEEDになったつもりで、みんなの心をつかめるように頑張ります」と、独自の思い入れを熱弁。しかし、これまで3年間もSBの練習に取り組んでもいるだけに、試合内容にも期待ができそうだ。「プロレスラーというだけでなく、シュートボクサーと呼ばれるような闘いがしたい」とも語った風香。
今大会はスカパー!およびスカパー!e2で生中継されることも決定。会見には中継のレポーターを務めるアイドルコンビ『W∞アンナ』(川村あんな・中川杏奈)も登場し、質疑応答ではさっそく記者にまじって質問を飛ばす場面も。リング内・外ともに陣容が整ってきた『S-cup2008』。トーナメントの残り一枠、ワンマッチなどさらなる発表も待たれるところだ。





