12.3『INFINITY-S vol.6』大阪大会

 12月3日、大阪府立体育会館第二競技場で開催されたSBの年内最終興行『INFINITY-S vol.6 SERIES FINAL』で、緒形健一が9.19『S-cup』以来となる復帰戦を行なった。緒形は急遽変更となった対戦相手ピーター・カルジェビックを相手に1Rから主導権を握り、ローキックを中心に終始、優勢のまま判定勝利。コーナーにクギ付けにしてのパンチ連打や飛びヒザ蹴りまで見せるなど最後まで倒す姿勢にこだわった緒形。カルジェビックの防御一辺倒な闘いぶりもあってKOこそ逃したが、「ここで負けたら自分はやめるべき」とまで覚悟して臨んだ一戦だけに、試合後は試合内容への不満と勝利への安堵が入り混じった表情を見せた。「とにかく、少しでも前に進めてよかった」というだけに、今後の完全復活が期待される。
 また、セミファイナルに登場したSフェザー級王者・及川知浩は、WKA世界ライト級王者ダン・ローリングスと対戦。2Rにパンチでダウンを奪い、シュートポイントも獲得した及川だったが、ローリングスの猛追にあい、4Rにバックキックでダウン。壮絶な打撃戦を苦しみながらも判定で制した。

■緒形のコメント
「やりずらかったですね。相手がガードを固めることに集中してきたんで、エンジンをかけようと思ってもかからない。ただ、限りなくゼロには近いんですが勝ちは勝ちなんで。今回、勝てなかったら自分はやめるべきだと思って、両親も会場に呼んでました。少しでも前に進むことができてよかったです。こんな内容で大きなことは言えないんですが、自分の狙いはあくまで『S-cup』とアンディ・サワーです」

〈試合結果〉
『INFINITY-S vol.6 SERIES FINAL』
12月3日/大阪府立体育会館第二競技場

【シュートボクシング・プロ公式戦エキスパートクラスルール/3分×5R】

第8試合/メインイベント(70kg契約)
○緒形 健一(シーザージム)VSピーター・カルジェビック(アメリカ)×
※判定3-0(50-48、50-47、50-47)

第7試合/セミファイナル(60kg契約)
○及川 知浩(龍生塾)VSダン・ローリングス(Winklejon's AKKA)×
※判定3-0(48-45、48-46、48-47)。ローリングスは2Rに右ストレートでダウン。及川は4Rに右バックキックでダウン。及川は2Rに首投げでシュートポイント1奪取

第6試合(66kg契約)
○関本宏(寝屋川ジム)VSナックルユウジ(KAKUMEI川田ジム)×
※1R1分59秒、KO(右ハイキック)。関本は1Rに右ストレートでダウン

第5試合(57kg契約)
×菊田光正(寝屋川ジム)VS山本ノボル(KAKUMEI川田ジム)○
3R1分42秒、TKO(ヒジ打ちによる出血でドクターストップ)

【シュートボクシング・プロ公式戦フレッシュマンクラスルール/3分×3R】

第4試合(55kg契約)
○ファントム進也(龍生塾)VS脇田誠(風吹ジム)×
※判定2-0(30-28、30-30、30-28)

第3試合(57kg契約)
○伊豆丸 正人(寝屋川ジム)VSナグランチュ-ン・マーサ“M16”(龍生塾)×
※延長判定3-0(10-9、10-9、10-9)。伊豆丸は延長Rで首投げによるシュートポイント1奪取。本戦の判定は1-0(30-30、30-28=ナグランチューン、30-30)

第2試合(66kg契約)
○山口太雅(寝屋川ジム)VS北山高与始(S‐Factory)×
※判定3-0(30-27、30-28、30-28)。北山は1Rに左ストレートでダウン

第1試合(61kg契約)
○木田“なっくる”将大(龍生塾)VS震電貴義(KAKUMEI川田ジム)×
※判定3-0(30-27、30-27、30-29)。木田は3Rにフロントチョークでキャッチ1奪取