3.6『20th ANNIVERSARY SERIES』後楽園大会 結果
菊地との新世代対決を制し、ウェルター級王座を獲得した宍戸3月6日、後楽園ホールにおいて今年の首都圏第一弾興行となる『20th ANNIVERSARY SERIES』が開催された。会場は超満員、観客が最も注目していたのは、もちろん宍戸大樹VS菊地浩一の新世代対決である。
大歓声に迎えられてリングに上がった両者は、初回からアグレッシブに試合を展開。1Rは菊地が手数で押すものの、2Rに入ると宍戸が右ミドルを中心にバックブロー、バックキックなどの大技も出して挽回。後半も尻上がりに調子を上げた宍戸に対し、菊地も必死で応戦し、パンチ、ヒジが正面からぶつかり合う打ち合いが何度となく見られる大熱戦となった。
期待を上回る激闘は、終盤にアームロックや肩固めを繰り出し、さらにはヒザも効かせた宍戸が判定3-0で勝利。あらためて新エースとしての存在証明を果たすと、S-cup王者アンディ・サワーへのリベンジを誓った。
そしてメインには緒形健一が登場。またしても対戦相手が急きょ変更となったが、1Rからパンチとローで圧倒。2Rになると相手が組み付いてきた瞬間に右フックを決めて3ノックダウンを奪い、久々のKO勝利を収めた。試合後の緒形は、マイクを握ると公開練習に続いて先日のK-1 MAXを痛烈に批判。「ホンモノを見たければSBに来てください」とアピールし、さらには「土井が最近、元気がないんで応援お願いします」と盟友にもエール。“現エース”緒形と“新エース”宍戸がそれぞれに存在感を発揮する大団円で、20周年記念シリーズは幕を開けた。
■緒形のコメント
「相手はパンチが見えてなかったんで、2Rで倒しておこうと。できればアッパーで倒したかったんですけどね。今日はセミに負けない試合をしたかったです。いい勝ち方をして、気持ちよくお客さんに帰ってもらおうと。(宍戸、菊地の成長に対して)危機感は常にありますね。あの2人は凄い技術と精神力、スタミナがある。K-1 MAXでも日本トーナメントなら負けないと思いますし。脅威だと思ってます。向こうがやりたいっていうんなら、いつでもやってやるって気持ちはありますね。それをやらないで守ってばかりいると、競技として大きくならないと思うんで。(K-1に対しての発言は)みんなが思ってることを言っただけです。立場上、問題があるかもしれないけど、黙ってられなかった。でも、今日の試合ではフラストレーションは晴れないですね」
■宍戸のコメント
「(菊地は)思った以上に強かったです。こんなにクロスゲームになるとは思わなかった。ライバルと呼ばれる選手と打ち合いができて嬉しかったです。あれだけボディやバックキック、ヒジもパンチも入ったのに、前に出てくるんだから本当に気持ちが強いですね。菊地選手は海外の選手とやっても勝つと思います。これからは一緒にSBを盛り上げていきたいと思います。(今後は)アンディ・サワーには借りを返したいです。負けっぱなしでは終われないんで」
〈RESULTS〉
第9試合/エキスパートクラスルール3分×5R
○緒形健一(シーザージム)VS シェイン・ウィガンド(アメリカ/RING OF FIRE)×
2R1分44秒、KO(3ノックダウン)
第8試合/SB日本ウェルター級王座決定戦・エキスパートクラスルール3分×5R
○宍戸大樹(シーザージム)VS菊地浩一(寝屋川ジム)×
判定3-0
第7試合/エキスパートクラスルール3分×5R
○歌川暁文(UWFスネークピットジャパン)VS菊田光正(寝屋川ジム)×
判定3-0
第6試合/エキスパートクラスルール3分×5R
○石川剛司(シーザージム)VS森本達也(日進会館)×
判定3-0
第5試合/エキスパートクラスルール3分×5R
○NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺)VS関本宏(寝屋川ジム)×
延長判定3-0
第4試合/エキスパートクラスルール3分×5R
○金井健治(ライトニングジム)VS薮英平(龍生塾)×
判定3-0
第3試合/フレッシュマンクラスルール3分×3R
○菱田剛気(RIKI GYM)VS関戸一智(湘南ジム)×
1R1分49秒、KO
第2試合/フレッシュマンクラスルール3分×3R
○デビル荒川(クロスポイント吉祥寺)VS五味慎一朗(湘南ジム)×
2R2分40秒、KO
第1試合/フレッシュマンクラスルール3分×3R
○池田拓麿(寝屋川ジム)VS大藪大志(シーザージム)×
延長判定3-0


